K-POPアイドルにとりわけ多い、健康問題。
最近では自殺のニュースが増えていて、心を痛めているK-POPファンの方も多いのではないでしょうか。
摂食障害やうつ病・パニック障害等のメンタルヘルス問題は、K-POP界とは切っても切り離せない問題になってきました。
アイドルの人権問題も深刻化する中で、こういった問題を問題として取り上げず、いつまでもこのままで良いのでしょうか…?
応援しているファンとしても悲しくなってしまうことの問題について、少し考えてみたいと思います。
今回取り上げるのは、メンタルヘルスについて。
睡眠障害・うつ病・パニック障害・不安障害について今回は取り上げていこうと思います。
筆者(Neon)はこんな人です
- K-POP雑食ペン
- 生粋の面食い
- WEB関連企業に務める20代後半女子

K-POPアイドルの健康問題とその背景

K-POPアイドルのファンでいると、必ずといっていいほど「精神的な理由により活動を休止します」といった言葉や、「○○グループの●●が亡くなりました」など、悲しいニュースを何度も耳にしてきたのではないでしょうか。
こうした健康問題(メンタルヘルス問題)は、なぜこんなにも多いのでしょうか?
その背景を探っていきたいと思います。
競争社会
韓国では毎年、どれくらいのグループがデビューするか、知っていますか?
なんと…数十組と言われています。
そして、解散するグループも毎年数十組あると言われています。
そんな中で、何年も人気を集め、長く活動できるグループはどれくらいいるでしょうか?
ほんのひと握りです。
びっくりするほどに少ない確率なんですよね(近いうちに統計を出したいなと思っています)。
だからこそ、K-POP界はものすごい競争社会。
どの芸能事務所も売れるグループを作るために、練習生やK-POPアイドルに対して、ビジュアル・ボーカル・ラップ・ダンス・個性など、それぞれとても高いレベルを求めています。
他のアイドルに少しでも劣っていれば、グループとして注目される・人気が出る・売れる可能性が下がってしまうというのが理由です。
他社のアイドルも万全の体制を整えて、次から次へとデビューしていきます。
既存のアイドルと同じでは面白みがないし、実力がなければレベルの低いグループだと認識されてしまい、見向きもされないかもしれません。
だからこそ年々、競争率が上がり、練習生・K-POPアイドルに求めるレベルがどんどん高くなっているんです。
過度な練習量
これも競争が激しいことが理由ですが、より良いレコーディングにするためにも、MVを撮るためにも、ステージを作るためにも、朝から夜中まで練習をしている練習生・K-POPアイドルがほとんどです。
寝る間も惜しんで、食べる間も惜しんで練習するなんてことはザラにあります。
過度な活動量
1度カムバック(楽曲リリース・アルバムリリース)すると、1ヶ月〜2ヶ月程度、休みなく朝から晩まで働きっぱなしになるK-POPアイドルたち。
音楽番組の収録、各種番組への出演、ラジオへの出演、雑誌の撮影などなど…
その他にも、最近ではYouTubeコンテンツの撮影やビハインドシーンの撮影が入っていたり、休める場(プライベート)がほとんどない状態を過ごします。
悲しい話ですが、ステージ上で具合が悪くなって倒れてしまった…というK-POPアイドルも少なくありません(YouTube等で検索すると出てきます)。
メンバーもファンもスタッフも、全員が心配することになりますし、撮影やライブ、イベントが止まることもあります。
誰にとっても損でしかない状況になってしまうわけですが、こういった問題はいつになっても改善されませんよね。
奴隷契約
韓国には奴隷契約なるものが存在します。
発端は日本でK-POPブームを引き起こしたグループ、東方神起の奴隷かのような所属事務所との契約内容が明るみになったことで、“奴隷契約”という言葉が広まったと言っても過言ではありません。
当時、SM Entertainmentと東方神起の契約期間は13年という、かなり長いものでした。
しかもこの間、所属事務所から活動やグループで作り出した売上に見合った金額(給料)を支払ってもらえていないという、契約条件の異常を訴えました。
あれだけの人気を博し、K-POPを一気に世に広めた東方神起でしたが、受け取っていた給料は一人当たり一年にもらっていた分を日本円に換算すると、新卒の給料ほど(300万円前後)だったとも言われています。
これらは練習生時代の育成にかかった費用(宿舎代・食費・トレーニング費・移動費など)を差し引かれて支払われているから、という話もあり、何年でその費用を返済できたかという話もよく聞く話です。
そして、先ほどご説明した東方神起の奴隷契約問題が裁判になったことをきっかけに、2009年には「大衆文化芸術人の標準専属契約書」制度が導入され、韓国の芸能事務所はアーティストと7年以上の契約を交わすことができなくなりました。
これが良かったのか悪かったのか、K-POPグループは7年を境に、解散したり、メンバーが脱退したりということにもつながっています。
もちろん、7年が経ってもメンバー全員が再契約するということもありますが、それは本当にひと握りのグループしかないんです。
ネット社会
韓国は日本以上にネット社会です。
そのため、ネット上での攻撃が年々激しくなっています。
匿名だからとなんでも言ってもいいわけではないですよね。
言葉というのは、時にナイフのように心に突き刺さります。
例えば、V LIVE(ライブ動画配信アプリ)で生放送中に、コメント欄に容赦無く悪口を書く人がいたり、YouTubeのコメント欄、TwitterやInstagramのコメント欄に心ない言葉を書く人、さらにはDMで傷つけるような言葉を送る人。
ファンがいなければ成り立たない職業であるK-POPアイドルですが、その多くが、“アンチ”のせいで苦しんでおり、それが原因で自殺にまで追い込まれてしまったK-POPアイドルもいます。
最近では、アイドルの人権問題とも言われていますよね。
K-POPアイドルの健康問題“摂食障害”についてはこちら
メンタル面の不調と身体的な不調
- 競争社会
- 奴隷契約
- ネット社会
K-POPアイドルの健康に関わる問題として、3つの問題がありあますが、これらは全て、行き過ぎると“ストレス”として積み重なり、キャパを超えてしまうと、さまざまな健康問題につながるので要注意です。
慢性的な疲労からくる身体面の不調はもちろん、最終的にはメンタルヘルス問題にまで発展してしまうので、長く苦しめられることにもなりかねません。
今回は、K-POPアイドルに多い睡眠障害・不安障害・パニック障害・うつ病についてご紹介していきます。
睡眠障害
睡眠障害には不眠、過眠のほかに概日リズム睡眠障害、睡眠時随伴症などがあります。
また不眠や過眠の背景にうつ病などの精神疾患やさまざまな身体疾患が隠れていることも稀ではありません。 睡眠障害を正しく診断して原因となる疾患を治療し、さらには適切な生活指導や薬物療法を受けることで、睡眠の改善だけでなく、昼間の生活もより快適で豊かなものとすることが睡眠障害の治療の目標といえます。
引用元:スリープクリニック
睡眠障害には、眠れない、寝過ぎてしまう…など様々な症状があります。
また、睡眠不足は精神疾患や身体疾患が関係していることもあるので、睡眠障害を治すためにはしっかりとした治療が必要になってきます。
しかし、K-POPアイドルには睡眠障害を抱えている人がかなり多いんです。
不眠症
睡眠障害のひとつに、不眠症があります。
普段過ごしていても、よく聞く言葉なのではないでしょうか?
ストレス社会と言われている今、不眠症を抱えている人は本当に多いですよね。
そんな不眠症はどんなものなのか、調べて見ました。
不眠を自覚する場合、なかなか寝つけない(入眠困難)、寝てもしばらくするとすぐに目が覚めてしまう(中途覚醒)、朝いつもより早く目覚めてしまう(早朝覚醒)、さらにはぐっすり眠った感じがしない(熟眠障害)といった症状がいくつか合わさって見られることが普通です。
眠れない日が続くと次第に「また眠れないのでは」という不安感が増し、不安や緊張のため余計に眠れないという悪循環が生じます。 夜眠れないのに日中も眠くならないという場合も多いのですが、逆に夜眠れない分を朝寝坊したり、日中眠くなってつい長い時間昼寝してしまい、その晩もっと眠りづらくなるということもしばしばあります。
引用元:スリープクリニック
眠れない、にも種類があるということがわかりました。
不眠症の原因は主に5つ。
心理的原因・身体的原因・精神医学的原因・薬理学的原因・生理学的原因があります。
K-POPアイドルと大きく関わってくる部分といえば、心理的原因や精神医学的原因というところでしょうか。
心理的原因はストレス、精神医学的原因は不安や抑うつなどが起因となるものです。
過度な労働、多くの人に見られ、評価されるというプレッシャーとストレスが、不眠症の原因になってしまうということですね。
過眠症
睡眠障害の中でもあまり知られていない、過眠症。
簡単にいえば“寝過ぎてしまう”こと。
まだまだ知らないことも多いので、過眠症とは何かを調べてみました。
日中に過剰な眠気のため日常生活に支障をきたす状態が過眠です。昼食後の時間帯に眠くなることは一般的なことであり病的とは言えませんが、それ以外の時間帯にもひどい眠気が襲って耐えられないほどであったり、重要な会議中や歩行中など、本来なら決して寝ないような状況でも眠くなってしまう場合があります。
不眠と反対に高齢者より若年者に多いのが特徴的です。 ナルコレプシーという疾患では、日中の発作的な居眠りのほかに、大笑いしたり興奮したときに体の力が抜けてしまうという情動脱力発作、寝入った直後にみられるありありとした夢、金縛りなどの症状が特徴的です。
トイレで起きる以外はほとんどの時間を眠り続けるほどの過眠が、2週間前後続くような時期が周期的に現れる周期性傾眠症という疾患もあり、特に食欲や性欲も高まるタイプをクライネ・レビン症候群と呼びます。
引用元:スリープクリニック
1日中ずっと眠たい、というような状態にあったらかなり危険ということですね。
疲れていることが原因だとは思いますが、ビハインドシーンを見ていると、いつも寝ている気がするなあというK-POPアイドル、いませんか?
もしそういうK-POPアイドルがいたら、睡眠障害のうちこの過眠症の可能性があるかもしれません。
過眠症は睡眠不足や睡眠時無呼吸症候群、うつ病、服用している薬が原因になって起こるそうです。
カムバック期間には、1日中仕事が入っていることもあるK-POPアイドル。
K-POPアイドルを担当されているメイクアップアーティストの方などが、「K-POPアイドルはいつも疲れている」「クマができている」などと話しているのをよく耳にします。
睡眠不足を長く放っておくと危ないので、ゆっくりしっかり休んでほしいものですね。

不安障害
不安障害って聞いて、何を思い浮かべますか?
おそらく、漠然としたもので、具体的なものは何かわからないということも多いのではないでしょうか。
そこで、不安障害がどういったものなのかを調べて見ました。
不安というものは、本来自分自身に警戒を促すために備わっている機能のひとつです。この信号によって危険や危機に備えたり、回避をします。
この機能は誰にでもあるものですが、不安障害では、その信号が過剰になったりすることで、危険や危機でないものにまで不安や恐怖を感じ、日常生活に支障が出てしまいます。
その他に人前での発表や意見を言う場面で不安を感じることは誰にでもあることですが、このような状況で普通の人より強い不安を感じてしまい、毎日の生活や仕事に支障をきたしてしまうことも不安障害のひとつです。
出典:すずか心のクリニック
命に関わることなど、危険な状態に晒されているわけではないのに、強い不安を感じてしまうといった症状が現れることを不安障害というようです。
これらは日常生活にも支障が出るレベルで、仕事はもちろん生活にも影響が出てしまうので、かなり深刻なものといえます。
メンタルが弱いからなるというようなものではなく、ある種心の風邪のような症状です。
不安障害にも様々なものがあり、閉鎖的空間が苦手だったり、人前に出ることに恐怖を感じたり、過度な心配性になってしまったりします。
強迫性障害なども不安障害の一つと言われており、UNIQ/X1のメンバーであるチョ・スンヨン(WOODZ)も過去に強迫性障害を患ったことがあると公言しています。

不安障害の原因は、ストレスやセロトニンという神経伝達物質の不足、性格、遺伝などが関係していると言われています。
パニック障害
最近ではTWICEのジョンヨンがパニック障害を抱えていることから、不調を訴えて活動休止していました。

では、パニック障害とは実際にはどんな病気なのでしょうか?
パニック障害とは、突然前触れもなく、動悸、息苦しさ、めまいなどの症状が出現するパニック発作を繰り返し、そのため「またあの発作が起きたらどうしよう」と過度に心配になって、外出などが制限される病気です。
パニック障害の頻度は、全人口の1.5~4.7%で、けっしてまれな病気ではありません。
好発年齢は男女共20~30歳代で、男性のほうがやや若い傾向があります。また、女性の頻度が高く、男性の約2~3倍です。
引用元:ながうしクリニック
前触れもなく動悸や息苦しさ、めまいが起こってしまうなんて、そんな症状が出たら活動するのも難しくなってしまいますよね。
発作を恐れ、外出するのが怖くなってしまったりする症状とのことで、人前に出る仕事は余計に負担になってしまうもの。
ゆっくりと休んで、ストレスから解放される環境で過ごすことが必要といえます。
好発年齢は20〜30代ということで、まさに今最前線で活躍しているK-POPアイドルの年齢と合致しています。
パニック障害を患った経験があると公言したアイドルには、Wanna One出身のカン・ダニエル、ヒョナ、VIXXのラビなどがいます。

パニック障害の原因やメカニズムはまだ明らかになっていないようですが、下記のように考えられています。
心理的な原因のほかに、脳神経機能の異常も関わっているといわれている。パニック症になる割合は100人のうち1~2人と多く、男性より女性の方が発症しやすい。過労、睡眠不足、ストレス、風邪など環境や心身の不調がパニック発作の引き金になる要因としてあげられ、家族歴があると発症リスクが高まると知られている。
引用元:Doctors File
過労とストレス、睡眠不足…
全て、K-POPアイドルが陥りやすい問題。
いつ不安障害になってしまってもおかしくないような状況ということですね。
過労からくるストレスや、過度な活動や練習によって削られる睡眠…
こうして見てみると、事務所側も力を入れて管理して欲しいところだな、と思ってしまいます。
とはいえ、何よりも周りが理解して接すること、時にはそっとしてあげることも大事です。
もし患ってしまった場合には、しっかりと休んで、その人のペースでゆっくりと回復できるような環境に身を置くことが大切ですね。
うつ病
現代社会でうつ病を患っている方はかなり増えていると言われていますが、K-POPアイドルも例外ではありません。
うつ病といえば代表的な精神疾患と認識している方も多いはずです。
しかし、まだまだ偏見があったり、理解が広まっていない病気であることも確かです。
そこで、まずはうつ病がどんな病気なのか?を調べてみました。
ストレスとは何かというと、精神的に、あるいは身体的に負担がかかるということですね。誰でも何らかのストレスを受けています。ストレス自体は悪いものではありません。適度なストレスであれば、刺激になるし、張り合いにもなるし、乗り越えることで達成感を得られます。ところが、ストレスが大きすぎると、対処できずに心身に不調をきたします。
引用元:うつのトリセツ
空気が入ったゴムボールに例えて説明しましょう。ゴムボールを手で押さえつけて圧力をかけると、はね返そうとしますね。しかし、グーっとそのまま圧力をかけ続けて、空気が抜けきってしまうと、へこんでしまって、まったくはずみもしない。これがいわば、うつの状態です。
それでは、正常な状態に戻すにはどうしたらいいのか。ゴムボールならば、押さえつけていた手を離し、空気を入れ直して膨らませれば元に戻ります。うつの状態では、まずストレスから離れて休養をしっかりとることが、エネルギーを回復させることにつながります。
筆者もうつ病を経験したことがあるのですが、うつ病になると本当に何も手がつけられなくなります。
何をする気にもなれなくなってしまい、仕事が手につかなくなり、さらにひどい時はこれまで楽しいと思えていた趣味も興味がなくなってしまうんです。
何をするエネルギーもなくなってしまうという感じでしょうか。
一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいなどの身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスなどを背景に、脳がうまく働かなくなっている状態です。また、うつ病になると、ものの見方や考え方が否定的になります。
出典:厚生労働省
そして、うつ病になると眠れなくなったり、食欲が減退したり、これまでよりも疲れやすくなったり、様々な症状が出てきて、今までのような日常生活を送るのが困難になってしまいます。
そしてうつ病の特徴のひとつに、物の見方や考え方が否定的に、後ろ向きになってしまうというのがあります。
そのため、希死念慮(死にたいと願うこと)が出てきたり、よくない方向へ考えてしまうこともあります。
名前は伏せますが、亡くなってしまったK-POPアイドルも、このうつ病を患っていたと言われており、K-POP業界とは切っても切り離せない問題になってきてしまいました。
うつ病を患った経験があると公言したアイドルには、少女時代 テヨン・元2NE1のミンジ・元MissAのスジ、元AOAのチョア・ヒョナ・VIXXのラビなどがいます。

公言することは勇気のいることなので、ごく少数ではありますが、実際にはもっと多くのK-POPアイドルが悩まされている問題だというのが伺えます。
少しでもストレスを感じないような環境づくりと、無理のないスケジュール、ゆっくりと休まる環境に身を置くことなど、解決すべき点はたくさんありそうです。
おわりに
K-POPアイドルとして成功したいと願い、門を叩く人は年々増えています。
その分競争が激しくなり、ボーカル・ラップ・ダンススキルだけでなく、ビジュアルやスタイル、個性、人間性に至るまで、多くのものを高いレベルで要求されるようになってきました。
ネット社会の今、少しでも実力不足が露呈したり、間違った行動をすれば、すぐによくない噂が広まるだけでなく、批判が殺到。
それに多くのK-POPアイドルが悩まされており、そういった悩みを吐露するK-POPアイドルも増えてきました。
そうしたストレスが積もりに積もって、メンタルヘルスに影響が出てしまい、活動休止やグループ脱退、芸能界引退など悲しい結果になってしまうことも。
最近では韓国芸能界の闇として(日本でも増えていますが)自殺といった社会問題にまで発展しています。
直接的にファンが何かできることはないかもしれませんが、メンタル面の不調の原因の一つ、ストレスに感じてしまうような行動はしないことなど、気をつけられることはあるように思いました。
少しでも多くのK-POPアイドルが、こうした健康問題に直面することなく、活動できるように願うばかりです。
韓国で話題になった本

本のタイトルにあるとおり、希死念慮があるけれどお腹は空いて…生きようとしている。
不安障害に悩むペク・セヒさんのエッセイで、精神科医との会話が綴られています。
不安障害に悩むペク・セヒさんの気持ち、物事の捉え方、感じ方が少し生々しく書かれていますが、今回ご紹介した問題と関係する部分が多い内容となっています。
気になった方はぜひお手に取ってみてください。