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消えつつあるK-POPの独自文化5選!懐かしのあの文化はどこへ…?
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最近K-POPにハマった人も、昔から追いかけている人も、日々変わり続けるアイドルの姿に目が離せないですよね。
新しいスタイルやトレンドが次々に生まれる一方で、いつの間にか見かけなくなった「懐かしい文化」もたくさんあります。この記事では、昔のファンなら「分かる!」と頷きたくなる、そんなK-POPの独自文化を5つご紹介します◎
📌 この記事を読むとわかること
- 昔のK-POPと今のK-POPの違い
- なくなりつつあるK-POP文化5選
- なぜその文化が消えていったのか
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目次
最近消えた!?K-POPの独自文化5つとは
一昔前までは当たり前だったのに、気づけばあまり見かけなくなった文化をピックアップ!
なぜ消えてしまったのか、その背景とともにお届けします◎
リーダー
以前は、グループには必ず「リーダー」がいて、メンバーをまとめるのが当たり前でした。
デビューから解散まで、グループの精神的支柱として、インタビューでも発言の中心になることが多かったですね。
しかし最近は、リーダーを置かないグループが増えてきました。
第4世代から徐々に増えてきましたが、第3世代ではBLACKPINKが有名です。
第4世代以降では、NJZ(NewJeans)、RIIZE、MEOVV、izuna、BABYMONSTER、ALLDAY PROJECTなどは、リーダーを定めていません。
全員がリーダーシップを発揮し、責任感を持つことで、個々の成長を促す狙いがあるのかもしれません。
ポジション
K-POPといえば「ポジション制」をとっているのが特徴的で、以前はサブボーカルやメインラッパー、リードダンサーなど、メンバーごとに明確な役割がありました。
ファンは推しのポジションを誇りに感じ、それが応援の中心になっていたのはもちろん、そのポジションだけでなく、メンバーが持つ多様な魅力を楽しんでいました。
しかしK-POP第4世代後半からは、歌もダンスもラップもこなせる「オールラウンダー」が主流になり、特定の役割に縛られないスタイルへと変化しています。
NewJeansやBOYNEXTDOOR、TWSなど、HYBE所属のアイドルに特に多い印象です。
ただ、オールラウンダーグループでも、ファンの間では「このメンバーがメインボーカル」「このメンバーがメインダンサー」といった考察が活発に行われるのも事実。
K-POPにおける「ポジション」という文化は、カタチを変えながらも、ファンの心の中では今も重要な意味を持っていると言えるでしょう。
3分以上の曲
昔はタイトル曲でも4〜5分あるのが普通で、イントロやアウトロがしっかりしていて、ストーリー性のある構成が多かったですね。
しかし今はなんでもインスタントに消費される時代で、特に若い世代はショート動画に慣れすぎたせいで、長い動画や曲を最後まで見たり聴いたりする人が減ったと言われています。
そのため、ストリーミングやSNSでサビを切り取ってバズらせることが重要視され、1分半から3分以内の曲が主流となっています。
短くてインパクトのある曲が増えましたが、じっくり聴き込む名曲が減ったのは少し寂しい感じもしますね。
グループ別挨拶
K-POPグループといえば、グループごとに独自のポーズや掛け声で構成された「グループ別挨拶」が当たり前でした。
今も挨拶をするグループはありますが、昔のように特徴的なポーズや長いフレーズを使うグループは少なくなりましたね。
挨拶で印象を残すよりも、曲やパフォーマンス、メンバーそれぞれの魅力でいかにインパクトを残せるかという時代になってきたようです。
ただ、「この挨拶を見るとこのグループだ!」とすぐに分かった時代がちょっと懐かしいですね……。
リパッケージアルバム
以前は、アルバム活動を終えた後に、新曲を数曲追加して「リパッケージアルバム」として再リリースするのが定番でした。
しかし、CDが売れない時代になり、スマホなどで音楽を聴く人が増えたことで、フィジカルアルバムの価値は変わりました。
また、環境問題への意識が高まり、CDを大量生産することに違和感を覚える人も出てきています。
現在はリパッケージではなく、ミニアルバムを立て続けにリリースする形式が主流で、デジタルシングルのリリースもかなり増えてきました。
これも、時代の変化とともに、販売戦略が変わっていった表れだと言えるでしょう。
おわりに
今回紹介したK-POP文化は、いつの間にか見かけなくなってしまったものばかり。
長くK-POPを追いかけている人ほど、少し寂しい気持ちになるかもしれませんね。
でも、これらは時代の流れと共に必要性が問われ、形を変えていった結果です。
「今」求められているものに合わせて進化していくことで、K-POPはこれからも世界中のファンを魅了し続けるはず。
これからどんな新しい文化が生まれるのか、すごく楽しみですね。