K-POPアイドルや芸能人が通う韓国の芸能高校（韓国の芸術高校）9校をご紹介！

K-POPアイドルや韓国の芸能人が多く通う（通っていた）芸能高校をご紹介！
韓国には日本よりも芸能関連の学科を置く学校がとにかく多いんです！
今回は、韓国の有名芸能高校9校とその卒業生・在学生についてご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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K-POPアイドルが通う芸能高校

韓国には日本よりも遥かに多い数の芸能高校があり、ソウル市内だけでなく韓国全国に芸能高校が存在しています。

今回はK-POPアイドルたちが通う、韓国の芸能高校を9校ご紹介していきます！

ソウル公演芸術高等学校

K-POPアイドルが最も多く通う芸能高校が、ソウル市内にあるソウル公演芸術高等学校です。

制服が黄色であることから“カラシ高校”とも呼ばれている高校です。

開校は1966年で、芸能高校の中でも歴史ある高校となっていますが、芸術界の特殊目的高校の承認を得たのは2008年と最近のこと。

学科は演劇映画科、実用音楽科、実用舞踊科、舞台美術科の4学科があり、K-POPアイドルは実用音楽科と実用舞踊科に通っている人が多いです。

翰林演芸芸術高等学校

翰林演芸芸術高等学校はソウル公演芸術高等学校と同様、ソウル市内にある芸能高校で、韓国の芸能高校としてかなり知名度が高いです。

開校は2009年と最近で、私立高校となっていますが学校分類は高校課程学歴認定生涯教育施設となっており、正式な芸能高校ではありません。

学科は芸能科、ミュージカル科、実用舞踊科、実用音楽科（ボーカル・ラップ・ドラム・ピアノ・ギター・ベース・管楽器・作曲の8専攻）、ファッション モデル科、映像制作科の6学科。

特にファッション モデル科は韓国の芸能高校の中で翰林演芸芸術高等学校だけが持つ独特の学科となっています。

残念ながら2021年度は新入生の入学を一時的に停止しており、募集復活の目処は立っていないようです。

リラアート高等学校

校舎やスクールバスなどが全て黄色ということで“ひよこ学校”という別名で知られている芸能高校、リラアート高等学校。

後者はソウル市内にあり、明洞駅から徒歩10分と好アクセス。

学校分類が特性高校（特定の分野の人材育成を目的とする教育や自然現場実習などの体験中心の教育を専門的に行う高校）であり、私立高校ながら国からの学費支援がある高校となっています。

また、入学するためには内申がとても大切になってくるので入学が少し難しく、競争率もかなり高い高校となっています。

学科は映像音楽コンテンツ科（以前はデジタルサウンドコンテンツ科、映像音楽コンテンツ科という名称だった）、健康科学科（以前は社会体育科という名称だった）の2学科。

芸能人は映像音楽コンテンツ科に通っていることがほとんどで、スポーツ選手を目指す人は健康科学科に通っています。

ソウル放送高等学校

ソウル放送高等学校はソウル特別市の唯一の公立放送専門特性高校で、放送・映像・コンテンツ分野の特性化高校となっています。

学科は放送映像科とメディアコンテンツ学科、放送システム科、放送芸能公演科の4つで、男女共学ですが女子学生の割合が高い学校となっています。

芸能系の特性化高校ではないこともあり、校則もきっちりとしている方で、生徒会が学校内での直接的な影響力を発揮し、学生の自治権が非常に高くなっています。

また、学校の先輩・後輩間の位階秩序もしっかりとしている規律正しい学校だそうです。

韓国芸術高等学校

韓国芸術高等学校は、ソウルに後者がある芸能高校で、プロテスタントのミッションスクールでもあります。

学科は通常教科、舞踊科、美術科、音楽科がありますが、基本的には在学中の芸能活動は許されていないので、K-POPアイドルの出身者はあまり多くありません。

ただし、他の芸能学校と比べると学費が安かったり、入試も簡単な方なので入りやすい、通いやすいという利点も。

ただし、2019年の卒業生を出したのを最後に廃校が決定しているので、最後に卒業した芸能人はWEiのカン・ソカということになります。

釜山藝術高等学校

釜山広域市 金井区 釜谷洞にある芸術高等学校で、韓国の芸術学校でも教育環境が厳しいと言われている高校です。

地方高校ということで卒業したK-POPアイドルはあまりいませんが、防弾少年団（BTS）ジミンが学科主席で入学した高校として有名で、転校してもなお母校として紹介したりしていることから、有名になった学校といえます。

そんな釜山芸術高等学校の学科は音楽科・美術科・舞踊科の3学科で、防弾少年団（BTS）のジミンやTHE BOYZのファルが入学した舞踊科は入試時の募集定員人数が40人の少数精鋭。

WINNERのカン・スンユンは音楽科のクラシックギター専攻だったそうです。

全州藝術高等学校

全州藝術高等学校韓国では珍しい正統派系のミッションスクールで、韓国芸術英才教育課程を進行する芸術高等学校となっています。

入試は全国から募集しており、寮もあるんだとか。

また、全州藝術高等学校は制服が綺麗ということで有名。

学科は音楽科・デザイン美術科・芸能科の3つとなっています。

円光情報芸術高等学校

円光情報芸術高等学校は全羅北道益山市にある芸術高校（私立）で、地方高校ということもありK-POPアイドルの卒業生は現在のところMAMAMOOのフィインとファサの2人のみ。

学科は音楽科・美術科・経営情報科・会計情報科・創業経営科の5学科となっていて、経営・経済系にも強いということがわかりますね。

京畿藝術高等学校

京畿藝術高等学校は京畿道富川市中東にある芸術高等学校で、京畿道の芸術高校の中では唯一、公立です。

学科は音楽科、美術科、漫画アニメーション科、演劇映画科4つ。

芸能高校だからと思って学校生活を自由に謳歌できるという考えは通用しなく、かなり熱心に専攻実技に時間を投資して学ぶ姿勢が根付いている学校だそうです。

また、公立高校にも関わらず特異的に寮が存在する学校として知られており、学校の校舎の一つであるホワイトホールの3、4階が寮となっていて、定員は200人程度と大きめの規模であることから、首都圏で進学をしたくても家庭の事情で進学が難しいという学生に人気の学校となっているそうです。

おわりに

韓国といえば、日本よりも圧倒的に芸能高校が多いです。

有名どころでいえばソウル公演芸術高等学校、翰林演芸芸術高等学校がありますが、その他にも芸能人を輩出している高校がたくさんありましたね。

K-POPが盛んな今、芸能高校の需要はさらに増加するでしょう。

芸能高校に通って様々なスキルを身につけたアイドルたちのこれからの活躍に要注目です！