韓国4大芸能事務所の練習生を選ぶ基準とは？求める人材の特徴まとめ【SM・JYP・YG・HYBE】

韓国芸能界を代表する4大芸能事務所、SM Entertainment、JYP Entertainment、YG Entertainment、HYBE LABELSといえば、練習生になることも難しいと言われている芸能事務所です。
そんな韓国4大芸能事務所の練習生を選ぶ基準、気になりますよね。
そこで今回は、韓国4大芸能事務所のがどんな人材を欲しているのか？練習生を選ぶ基準について解説していきます。

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SMエンターテインメント

SMエンターテインメント事務所情報

企業概要（年月日現在）
会社名（正式名称）	㈜에스엠엔터테인먼트
会社名（英語表記）	SM Entertainment Co., Ltd.
国	韓国
業種名	レコード企画、レコーディング事業および芸能マネジメント事業
設立日	1989年2月14日（SM企画設立日） / 1995年2月14日（SM Entertainment設立日）
創設者	イ・スマン
上場するかどうか	上場企業
企業規模	大企業
所在地	SM Entertainment Group 서울특별시 성동구 왕십리로 83-21, 디타워동 (성수동1가, 아크로 서울포레스트)

SM所属アーティスト

※ユニットデビューは除く（NCTサブユニット以外）

SMの練習生を選ぶ基準とは？

01.外見最重視（成長後のビジュアルも考慮）

“商品性”を大切にしていて（重要視していて）、女性グループであれば男性ファンをターゲットにし、男性グループであれば女性ファンをターゲットにして、徹底的に企画しデビューさせると言われています。

古くからK-POPアイドルを排出し結果を出してきたSMだからこそ、K-POPという市場を常に考え、考慮し、グループを作っています。

そのため、誰もが目を引かれるような華やかで美しいビジュアルを最も重視している事務所と言われています。

“SM顔”と言われるのが褒め言葉になるくらい、SM所属アーティストのビジュアルは優れていると噂。

02.周囲をあっと言わせる実力

SMは昔からとにかく実力を重視していて、とくに圧倒的な“歌唱力”は音楽業界でも広く知られています。

もちろん、SMは完璧なトレーニングシステムを持っている事務所なので、入社してから徹底的に鍛えられるのですが、入社前から周囲をあっと言わせる実力を持っている人物であれば、なお良いでしょう。

例えば、NCT出身で現在はRIIZEのメンバーとして活躍するショウタロウは、日本でのダンサー活動が評価され、SMに入社。

その後異例の超高速デビューを果たした上に、デビュー曲であるNCT U『Make A Wish』のチッケムは既存SMアーティストよりも再生されるという事態に。

また、SMアーティストは「口から音源」と言われている人が多く、安定したライブ歌唱も強みとしています。

JYPエンターテインメント

JYPエンターテインメント事務所情報

企業概要（年月日現在）
会社名（正式名称）	(주)제이와이피엔터테인먼트
会社名（英語表記）	JYP Entertainment Corporation
国	韓国
業種名	エンターテイメント、音楽、マネジメントなど
設立日	1996年4月25日
創設者	박진영
代表取締役	정욱
上場するかどうか	上場企業（コスダック市場）
企業規模	中堅企業
所在地	서울특별시 강동구 강동대로 205 (성내동)

jJYP所属アーティスト

※ユニットデビューは除く

SMの練習生を選ぶ基準とは？

01.基本となる実力がある

JYPには、JYP基礎ダンスというものがあります。

ダンスの基本的なテクニックが盛り込まれたもので、これができるようになるまではダンスレッスンを受けられないというもの。

基礎を絶対に疎かにしないという考え方があることから、ベースとなる実力も重要視されます。

ちなみに、個人技（特技）も重要視しているJYP。

自己啓発をすることができる人材を求めていて、“優等生タイプ”を好みます。

02.謙虚さがある（人柄が良い）

JYPのオーディション番組を見ていれば、必ず目にする“人格教育”。

JYPはとにかく“人柄”を重要視している会社で、謙虚で直向きに努力できる人柄が良い人物を求めています。

人となりがしっかりしていない人は、所属が決定してからでも、デビューしてからでも、ガンガン放出されるイメージがあります。

03.親しみやすいビジュアル

JYPのアーティストのイメージとして、手の届かないような華やかさというよりも、親しみやすさが重視されます。

熱狂的なファンを生み出すのももちろんですが、世間的に広く愛されるグループを目指している印象です。

ナチュラルで柔らかな雰囲気の人物が好まれる印象です。

YGエンターテインメント

YGエンターテインメント事務所情報

企業概要
会社名（正式名称）	㈜와이지엔터테인먼트
会社名（英語表記）	YG Entertainment Inc.
国	韓国
業種名	音楽やその他のオーディオ物の出版業
設立日	1998年2月24日
創設者	ヤン・ヒョンソク
上場するかどうか	上場企業（コスダック 2011年〜現在）
企業規模	中堅企業
所在地	서울특별시 마포구 희우정로1길 7 (합정동)

YG所属アーティスト

※ユニットデビューは除く

SMの練習生を選ぶ基準とは？

01.個性と才能重視

YG Entertainmentは、個性を最重要視することで有名です。

実際にYGの前代表ヤン・ヒョンソク氏は練習生を選ぶ優先順位は才能のある人→熱心に頑張る人→善良な人だと語っていました。

YGは唯一無二を目指す傾向にあって、“他とは違う何か”を持っている人材を集めています。

02.音楽やダンスに対する高い関心と実力

音楽やダンスに対する高い関心と実力があり、持ち前の才能を努力でしっかり磨いていける人を求めています。

また、YGといえば徹底的な実力主義で、練習生の数も他と比べるとそう多くない印象。

さらには、事務所自体の売り上げから考えると所属アイドルグループが圧倒的に少なく、デビューすることが難しいと言われています。

03.熱心に取り組む人

YG創立者であるヤン・ヒョンソク代表は、YGが求める練習生像として、才能や実力の次に、熱心に取り組む人を挙げています。

その熱心に取り組むものがクリエイティブ能力だと、さらにYGで輝けるように感じます。

HYBE LABELS

HYBE LABELS傘下事務所と所属アーティスト

HYBE LABELSには、様々な事務所（子会社）があります。

各事務所ごとの所属アーティストをご紹介します。

事務所名	所属アーティスト
BIGHIT MUSIC	BTS（防弾少年団）、TOMORROW X TOGETHER（TXT）
BE:LIFT LAB	ENHYPEN、I’LL-IT
SOURCE MUSIC	LE SSERAFIM
PLEDIS Entertainment	NU’EST（ベクホ、ファン・ミニョン）、SEVENTEEN、fromis_9、TWS
KOZ Entertainment	ZICO、BOYNEXTDOOR
ADOR	NewJeans
HYBE LABELS JAPAN	&TEAM、24組
HYBE UMG	KATSEYE

HYBE LABELSの練習生を選ぶ基準とは？

01.グローバルに活躍できるマルチな才能・実力

HYBE LABELSは何といっても、BTS（防弾少年団）がグローバル人気を獲得し世界で活躍するアーティストになったことで発展していった事務所です。

そのため、現在は米国音楽市場にも進出していることから、基本的にグローバルに活躍することを視野に入れてグループをつくり、スピード感早めに次のステップへと進んでいる印象。

海外で活躍するためにも、語学力のあるメンバー（外国籍のメンバー）を置いていたり、あるいは海外で活躍するためにもコミュニケーション力の高い人材も必要不可欠と考えているイメージです。

そして何よりも、海外市場でも活躍できるような高い実力が求められています。

HYBE LABELSはどの事務所よりも“オールラウンダー”な人物が多く、ポジションを定めないスタイルが一般的になっていることから、ボーカル・ラップ・ダンスなど1つの実力を磨くのではなく、複数のスキルを磨いていると良いでしょう。

02.ステージ映えする比率の良いスタイル

これは大きな事務所になればなるほど重視されているといっても過言ではありません。

やはり、K-POP界をリードする存在である大手芸能事務所は、中小芸能事務所や他大手芸能事務よりも高い水準の目で練習生を選びます。

そのため、よほど優れた実力を持っているなど、即戦力となる人物以外はやはりビジュアルを重視して、あとはトレーニングで磨いていくというスタンスです。

そのため、パッと目を引く比率の良いスタイルを持つ人だと、事務所の新人開発チームには目が留まりやすいでしょう。

実際にHYBE LABELSでスカウトを受けて入社したK-POPアーティストは（BTS ジン、TXT ボムギュ、テヒョン、ENHYPEN ヒスン、I’LL-IT ウォンヒなど）ステージ映えする比率の良いスタイルを持っていますし、パッと目を引くビジュアルの持ち主です。

03.自己ブランディングができる人物

HYBE LABELSは、SNSマーケティングに力を入れている事務所です。

そのため、自己ブランディングができ、自身の魅力・見せ方をよくわかっている人物を好みます。

例えば、ENHYPENのジョンウォンはほぼ毎日SNSに現れ、投稿を残します。

また、BTS（防弾少年団）VやTOMORROW X TOGETHER（TXT）ヨンジュンはK-POPアイドルの中でもインスタグラムがセンス溢れていてオシャレだと言われています。

そしてLE SSERAFIMとして再デビューした元AKB48・HKT48のメンバーだった宮脇咲良は、ファンの存在を本当に大切にしていて、自身のファンのことを大切に詳細に記憶するプロ意識の高さで知られています。

1人ひとり見せ方は異なりますが、ファンの心を掴むプロ意識の高さは所属アーティスト全員に共通しているところ。

おわりに

世界を目指し活躍しているK-POPアイドル。

各事務所が選ぶ人材の基準も厳しくなってきていると言われています。

そこで今回は、韓国4大芸能事務所（SM・JYP・YG・HYBE）の練習生を選ぶ基準、求める人材の特徴をまとめてきました。

K-POPファンにとっても、これからK-POPアイドルを目指す人にとっても参考になれば幸いです。