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主要ダンスジャンル徹底解説|K-POP・LDHファン必見の基本ガイド
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K-POPやLDHのパフォーマンスを彩るダンスには、実は様々なジャンルがあります。
ここでは、知っておくとダンスをより深く楽しめるようになる、主要なジャンルをまとめました!
推しのダンスをもっと深く理解するためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。
📌 この記事を読むとわかること
- K-POP、LDH、D.LEAGUEなど、様々なシーンで使われるダンスジャンル
- ダンスジャンルごとの特徴や成り立ち
- ダンスジャンルと関連性の深いK-POPアイドル、LDHアーティスト、Dリーガー、コレオグラファー(振付師)
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目次
ストリートダンス
ストリート(路上)で生まれ、自由な発想や自己表現を大切にするダンスです。
型にとらわれず、個性を表現するスタイルが多いのが特徴的。
HIPHOP(ヒップホップ)
HIPHOP(ヒップホップ)とは、1970年代にアメリカのブロンクス地区で誕生した、ストリートダンスの根幹をなすジャンルです。
音楽のグルーヴを体全体で表現するスタイルが特徴で、膝を柔軟に使ってリズムを取る「ダウン」や、胸でリズムを取る「アイソレーション」といった動きが大切になります。
ダンサーの個性や感性が光る自由な表現が魅力のHIPHOP(ヒップホップ)を得意としている人は多く、BLACKPINKのリサやBTSのJ-HOPEなど、多くのK-POPアイドルや、世界的に活躍するコレオグラファー(振付師)のRIEHATAさんが得意としています。
スタイル
- Girl’s HIPHOP(ガールズヒップホップ)
女性らしさやセクシーさを強調したヒップホップスタイルです。
体のラインを活かしたしなやかな動きや、ヒールで踊ることもあります。 - STYLE HIPHOP(スタイルヒップホップ)
フリースタイルではなく、振付や構成を重視したヒップホップスタイルです。
コレオグラファーの個性が強く反映されることが多いです。 - R&B(アールアンドビー)
R&Bの楽曲に合わせて、メロウで滑らかな動きを取り入れたスタイルです。
表現力が求められるため、ジャズダンスの要素も取り入れられることがあります。 - SWAG(スワッグ)
首や胸をリラックスさせて、音をゆったりと捉えるようなスタイルです。
余裕のある、クールな雰囲気を演出します。
LOCK(ロック)
LOCK(ロック)は、腕を素早く「ロック」(静止)させる動きが特徴的なストリートダンスです。
コミカルでユーモラスな雰囲気を表現し、素早い動作からピタッと止まるメリハリのある動きが魅力です。
日本を代表するロックダンサーも多く、DYM MESSENGERS(D.LEAGUE)に所属するHANA、 CyberAgent Legit(D.LEAGUE)に所属するenaなどが得意としています。
また、LDHではEXILEのTETSUYAやGENERATIONSの中務裕太がロックダンスをルーツに持つダンサーとして知られています。
POP(ポップ)
POP(ポップ)は、筋肉を弾くような「ポップ」と呼ばれるヒットの動きが特徴的なストリートダンスです。
ロボットのような動きで魅せる「アニメーション」や、腕で幾何学的な形を作る「タット」といった多彩な技法も魅力。
硬質な動きの中にグルーヴや感情を表現することが重要になります。
日本を代表するPOPPINGダンサーは多く、CyberAgent Legit(D.LEAGUE)に所属するTAKUMIとSHO(LDHのTHE JET BOY BANGERZにも所属)が知られています。
K-POPアイドルでは、NEXZのハルや、タットを得意とするTWSのジフンもこのジャンルに精通しています。
スタイル
- TUTTING(タッティング)
腕や指を使い、幾何学的な図形を素早く作るのが特徴のスタイルです。
まるでパズルのように正確な動きを追求します。 - ANIMATION(アニメーション)
体の動きをコマ送りのように見せたり、スローモーションのように見せたりする表現技法です。
無機質な動きで見る人を驚かせます。
BREAKING(ブレイキン)
BREAKING(ブレイキン)は、床に手をついたり、体を回転させたりするアクロバティックな動きが特徴的なストリートダンスです。
力強い「パワームーブ」や体を静止させる「フリーズ」、素早い足技である「フットワーク」など、ダイナミックな技を組み合わせて踊るのが魅力です。
2024年のパリオリンピックでは正式種目に採用され、大きな注目を集めました。
KOSÉ 8ROCKS(D.LEAGUE)とValuence INFINITIES(D.LEAGUE)は、チーム全体がこのジャンルを軸に活動しています。
K-POPアイドルではWanna One出身のカン・ダニエルやNEXZのユウ、LDHではPSYCHIC FEVERの小波津志が得意としています。
HOUSE(ハウス)
HOUSE(ハウス)は、ハウスミュージックに合わせて軽快で流れるようなステップを踏むのが特徴。
流動的でスムーズな上半身の動きと素早い足さばきを組み合わせ、グルーヴを生み出すことが魅力のダンススタイルです。
K-POPアイドルでは、NEXZのトモヤ、LDHでは元EXILEの黒木啓司が得意としているジャンルです。
D.LEAGUEでは、dip BATTLES(D.LEAGUE)に所属するKENSEIなどが知られています。
KRUMP(クランプ)
KRUMP(クランプ)は、胸を突き上げる「チェストホップ」や、腕を激しく振り回す「アームスイング」、地面を踏み鳴らす「ストンプ」といった技法を使い、怒りや葛藤といった感情を表現するストリートダンスです。
これらの技法を駆使した力強くエネルギッシュなパフォーマンスは、見る人を圧倒するほどの迫力があります。
K-POPでは、元JBJ・HOTSHOTのノ・テヒョン、LDHでは、三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典やGENERATIONSの佐野玲於が得意とするジャンルです。
D.LEAGUEでは、FULLCAST RAISERZ(D.LEAGUE)がチーム全体でKRUMPを軸に活動しています。
WAACK(ワック)
WAACK(ワック)は、腕を鞭のように素早く振ったり、流れるように巻きつけたりする動きが特徴的なダンススタイルです。
手や腕の動きが中心で、しなやかさと力強さを兼ね備えているのが魅力。
K-POPでは、ZEROBASEONEのソン・ハンビンがこのジャンルを得意としています。
韓国人ダンサーとしてはMnet『STREET WOMAN FIGHTER』やMnet『WORLD OF STREET WOMAN FIGHTER』に出演したLIP J(リップジェイ)が有名で、同じくMnet『WORLD OF STREET WOMAN FIGHTER』に出演した日本人ダンサーのIBUKI(OSAKA Ojo Gang)が有名です。
D.LEAGUEでは、LIFULL ALT-RHYTHM(D.LEAGUE)に所属するcalinがこのジャンルを軸に活躍しています。
VOGUE(ヴォーグ)
VOGUE(ヴォーグ)は、ファッション雑誌のモデルのようなポーズを次々と決めるダンススタイルです。
手や腕、体全体を使い、ラインやシェイプを意識した優雅で洗練された動きが特徴。
D.LEAGUEでは、Benefit one MONOLIZ(D.LEAGUE)がチーム全体でVOGUEを軸にパフォーマンスを行っています。
New Jack Swing(ニュージャック スウィング)
New Jack Swing(ニュージャック スウィング)は、1980年代後半にアメリカで流行したダンスジャンルです。
HIPHOPの要素にR&Bのメロディを融合させた、グルーヴ感のあるステップが特徴。
ランニングマンやロボコップといった代表的なステップがあります。
LDHでは、THE RAMPAGEの浦川翔平などがこのジャンルを得意としています。
クラシック・コンテンポラリーダンス
舞台芸術としての歴史が深く、基礎となる型や技術が重視されるダンスです。
表現力や美しさが求められることが多いです。
BALLET(バレエ)
BALLET(バレエ)は、ターンアウトやポワントといった特有のテクニックを使い、優雅で美しい動きを追求するダンスです。
クラシックバレエやコンテンポラリーバレエなど、様々なスタイルがあります。
K-POPでは、LE SSERAFIMのカズハが15年間バレエを習っていたことで有名です。
バレエは他のジャンルを踊るときにも、表現の幅を広げたり、体の軸を安定させたりするのに役立ちます。
JAZZ(ジャズ)
JAZZ(ジャズ)は、バレエの要素を取り入れつつ、柔軟でしなやかな体の動きや、アイソレーション(体の特定の部分だけを動かすこと)を活かした表現力が魅力のダンススタイルです。
ストリートダンスとは異なり、流れるような滑らかな動きと、音の強弱に合わせたメリハリのある表現が特徴です。
JAZZは他のジャンルを踊るときも、基礎として表現力や体のコントロールを磨くのに役立ちます。
LDHでは、THE RAMPAGEの武知海青、D.LEAGUEでは、JAZZをベースにしたJAZZ HIPHOPを軸に活躍するMedical Concierge I’moon(D.LEAGUE)や、CyberAgent Legit(D.LEAGUE)のATO、Benefit one MONOLIZ(D.LEAGUE)のCheriなどが活躍しています。
CONTEMPORARY(コンテンポラリー)
CONTEMPORARY(コンテンポラリー)は、決まった形にとらわれず、内面から湧き出る感情を体の動きで自由に表現するダンスです。
バレエやモダンダンスなど、さまざまなジャンルの要素を組み合わせているのが特徴です。
K-POPでは、高校で現代舞踊を専門に学んでいたBTSのJIMINがパフォーマンスに取り入れています。
D.LEAGUEでは、dip BATTLES(D.LEAGUE)に所属するRunaや浜田純平などが得意としています。
その他のダンススタイル
特定のジャンルに分類されない、個性的なスタイルもたくさんあります。ここでは、知っておくとさらにダンスが面白くなるスタイルをご紹介します。
J-POP(J-POPダンス)
J-POP(J-POPダンス)は、曲の世界観や歌詞を表現することに重きを置いたダンススタイルです。
キャッチーで覚えやすい振付が多く、ファンが一緒に踊って楽しめるような一体感を重視しています。
K-POP(K-POPダンス)
K-POP(K-POPダンス)は、高いスキルと一糸乱れぬシンクロ率が特徴的なダンスです。
HIPHOPやJAZZなど、さまざまなジャンルの要素を高度に融合させて、曲のコンセプトを表現することに重きを置いています。
FREESTYLE(フリースタイル)
FREESTYLE(フリースタイル)は、決まった振付やジャンルにとらわれず、音楽に合わせて自由に踊るスタイルです。
その場で即興的に体を動かすため、その人の個性やクリエイティビティが最も表れるダンスと言えます。
D.LEAGUEでは、年に一度だけサイファーラウンドという特別ルールで、各チームのダンサーがフリースタイルでパフォーマンスを披露します。
おわりに
ダンスのジャンルって、本当に奥が深くて面白いですよね!
今回まとめた情報をきっかけに、いろいろなダンスに触れてみたり、好きなダンサーをさらに深掘りしてみたりするのも、きっと楽しいはずです。
この記事を読んでくれたあなたが、もっと自由に、もっとワクワクしながらダンスを楽しんでくれたら、これ以上嬉しいことはありません◎
SNAPSHOTではこれからもダンスに関する記事をアップ予定のため、お楽しみに!
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