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K-POP第2世代の人気が高く、継続して人気を集めていることからK-POP第3世代の線引きは怪しいと言われていますが…
K-POP第3世代の始まりはEXOが『Growl』をリリースし、ヒットしたことがきっかけです!
活躍時期は2013〜2019年ごろですね。
K-POP第3世代は、今も音楽授賞式で大賞を受賞するほどの高い人気を誇り、今もなお継続して活躍する人気アイドルグループが多いのも特徴です。
この後詳細に説明しますが、K-POP第3世代からさまざまなコンテンツが登場し、ファンが楽しめるコンテンツが増えたことで、K-POPの海外人気も高まります。
ストリーミングサービスも一般化していたものの、防弾少年団(BTS)の人気が急上昇したことでアルバムインフレーションが起こりました。
アルバム初動売上がグループの人気の指標となることから、各グループは戦略的にアルバムにランダムグッズをつけたり、サイン会応募資格をつけたりと、アルバムセールスのためにさまざまな企画を始めたのもこの頃です。
K-POP第2世代の大衆性が高かったことから、K-POPアイドルを目指す若者もK-POPアイドルを作り、売り出す芸能事務所も急激に増えました。
韓国3大芸能事務所だけでなく中小事務所も増加し、これまで以上にグループ同士の競争率が激化。
そのためかK-POP第3世代からは、K-POPファンが“推しの人気”を引き上げるためにさまざまな努力をするという文化が形成されました。
アルバム・音源の購入はもちろん、各種音楽番組の投票を積極的に行うなど、ファンダムの協力姿勢がより強固なものに。
K-POPアイドルの人気を引き上げるためには、ファンダムの行動力が欠かせないものになりました。
もうひとつ、大きな特徴があります。
これまで韓国人メンバーだけで構成されたK-POPグループが圧倒的に多かったのですが、K-POP第3世代から急速に多国籍グループが増加し始めます。
これによってより海外進出が活発化していきました。
例えば、EXOには中国人メンバーが、BLACKPINKにはオーストラリア国籍を持つメンバーとタイ人メンバーがいたり、TWICEには日本人メンバーが3人も所属しているなど、アジア圏の国籍を持つK-POPアイドルが一気に増加しました。
今や当たり前になっていますが、YouTubeやアプリなどで楽しめる事務所発信のコンテンツが出てきたのはK-POP第3世代が活躍し出したころ(以前はVLIVEなどがありましたが、今でいうWeverseトイいったアプリ)。
これによってK-POPという文化を楽しめる機会が一気に増え、K-POPファンも世界的に増加傾向に。
K-POP第2世代が海外進出の基盤を作ったことにより、こうしたコンテンツを増やすことにより、アジア圏を超え欧米でもK-POPが楽しまれるようになったといえます。
もうひとつ、K-POP第3世代に登場した新しい文化があります。
それは「サバイバルオーディション番組」です。
2015年に放送されたMnet『PRODUCE101』を筆頭に、K-POPアイドルになりたいという夢を持った若者が多数参加し、K-POPグループの一員になるためにさまざまな評価・投票を受けてメンバーが決定するという「サバイバルオーディション番組」が誕生しました。
ここから誕生したI.O.Iと後続番組Mnet『PRODUCE101 season2』から誕生したWanna Oneは、圧倒的な人気を獲得するビックグループとなりました。
K-POPアイドルの成長過程を見守れ、自ら投票してグループのメンバーを選択できる権利が得られるというファン参加型のサバイバルオーディションは瞬く間に人気に。
先ほどもご紹介したように、K-POP第3世代はテレビやラジオ、インターネット・SNSに加えて各事務所が制作するさまざまなコンテンツが人気獲得のためのマーケティング戦略となっていました。
これは今も続いているK-POPならではの文化であり、YouTube上にさまざまなK-POP関連コンテンツが溢れています。
また、ストーリー性の高いMV(ミュージックビデオ)の制作もこの頃から始まります。
代表的なものとして、防弾少年団(BTS)の「花様年華シリーズ」が挙げられます。
このシリーズは『I NEED YOU』『RUN』『FIRE』『SAVE ME』などBTSの人気を引き上げた楽曲ばかり。
こうしてシリーズもののMVは他のグループへも影響を与え、まるで映画を見ているかのような本格的な映像のMV制作が当たり前になっていきました。
先ほどもご紹介したように、K-POP第3世代はサイン会やさまざまなコンテンツを通してファンと交流するようになりました。
対面のサイン会で実際にファンと交流を図るのはもちろん、VLIVEの生配信内で交流を図るなどファンとの交流の機会が増加(現在でいうWeverseライブ)。
K-POPアイドルが生配信し、そこにファンたちがコメントをしてそれを読み上げたり話題に上げたり…といった交流によって、熱狂的なファンを作り出していったんです。
このファンとの積極的な交流は、この後も引き継がれていきます◎
K-POP第3世代は、K-POP第2世代に魅せられK-POPアイドルを目指したように、若者に大きな影響を及ぼしています。
ファッションや美容などのビジュアル的な要因はもちろん、感性や価値観なども若者に大きな影響を与えていますね。
K-POP第3世代後半ごろから、日本では第3次韓流ブームが起こりました。
2017年にはTWICEが『第68回NHK紅白歌合戦』に出演し、日本では小学生から大人まで…さまざまな年代がTWICEにハマり「TTポーズ」がトレンドに。
それだけでなく、韓国発の商品が一般層にまで広く知れ渡るようになりました。
このころ、防弾少年団(BTS)やTWICE、BLACKPINKといったK-POP第3世代アイドルグループの楽曲が街中で流れるなど、日本の大衆によりK-POPが浸透しました。
K-POP第3世代後半からは「海外の作曲家」を起用することが増え、これにより、K-POPの市場が欧米にまで広がっていきました。
また、複数の作曲家が協業し作曲するという「ソングキャンプ」も流行し始めました。
趣向・得意ジャンル・バックボーンが異なる作曲家たちが集まることで、今までになかったような斬新なアイディアが生まれ、魅力的な楽曲が生まれるといいます。
韓国4大芸能事務所をはじめとする、K-POP第3世代アイドルを成功に導いた中小事務所の“後輩グループ”が多いK-POP第4世代(HYBEを加えた韓国4大事務所もこのころから使用されるようになった)。
また、K-POP第3世代ごろから流行しはじめたサバイバルオーディション番組が頻繁に放送される様になり、そこから誕生したグループも多数活躍しています。
活躍時期は2019年〜2022年ごろで、他世代と比べても短い期間を指します。
K-POP第3世代のグループが兵役に行ったり、事務所との契約を終えてソロ活動本格化する中、グループとしての活躍が目立っているのもこの世代です。
人気絶大なK-POP第3世代とK-POP第5世代に挟まれていますが、この世代の強みである「グローバルさ」「ハイスペックさ」で一線を画しています。
また、K-POP第3世代の活躍もありデビュー後すぐに海外で活躍するといったことも増え、海外人気の高いグループが非常に多い世代です。
グループを構成するメンバーのほとんどが2000年代生まれという特徴を持つK-POP第4世代。
そんなK-POP第4世代は、K-POP第3世代で一気にグループが増えたことで事務所同士の競合意識が高まっており、練習生時代からさらに厳しいトレーニングを積んでデビューしたハイスペック人材が揃っています。
ボーカル力(生歌の安定感)、ラップスキル、ダンスパフォーマンス力があって当たり前の世代で、デビュー時からすでにデビュー数年目のような完成されたパフォーマンスを披露するグループが増えました。
また、ビジュアル力にも磨きがかかった世代ともいえます。
そして、これまではBIGBANGのG-DRAGONやBlock BのZICOなど、作詞・作曲・編曲ができるのは本当に限られた人のみでしたが、それだけでは生き残れない時代になってきました。
だからかStray KidsやAB6IX、(G)I-DLEのように作詞・作曲・編曲、振付までメンバー間でこなせる“自主制作ドル”が増えるなど、ボーカル・ラップ・ダンス以外の要素で秀でた才能を持つアイドルが急増。
K-POP第4世代は、新型コロナウィルスの影響でオフラインイベントが制限された時代にデビューし活動してきた世代です。
そのため、オンラインイベントが活発化した世代といえます。
K-POPアイドルとテレビ電話でコミュニケーションが取れる「ヨントン」が流行。
対面サイン会の代わりに頻繁にこの「ヨントン」が開催されていました。
そしてもう1つ。
K-POPアイドルたちの中で今や当たり前に行われている「ダンスチャレンジ」が誕生したのもこのころです。
ブームを引き起こしたのはK-POP第2世代のアイドルZICO(Block Bのリーダー)ではありますが…
K-POP第4世代のアイドルたちがこぞって「ダンスチャレンジ」を行うようになり、今ではK-POPに欠かせないコンテンツとなりました!
新型コロナウィルスの影響で大規模イベントができない時期が続き、K-POPアイドルは公演やファンミーティングを開催できる機会が激減。
もちろんファンも推しに直接会える機会が少なく、辛い時期も多かったのではないでしょうか。
そこで各社はオンラインでのコミュニケーションを活発化させました。
直接コミュニケーションを取る手段として「ヨントン」が行われたり、ファンミーティングやコンサート・公演も全てオンラインで敢行。
これにより、むしろ海外ファンとの交流の機会が増えたのも事実。
ATEEZやP1Harmonyといったグループは、とくに欧米ファンが多く、海外で絶大な人気を誇ります。
先ほどオンラインイベントが増えたとご紹介しましたが、K-POP第4世代からはSNSに代わるファンコミュニティプラットフォームを使用したコミュニケーションが一般化。
グループによって異なりますが、Weverse・bubble・UNIVERSE(現在はなし)・Lysn・b.stageなどK-POPアイドルとファンが日常的にコミュニケーションを取れる機会がぐんと増えました。
そのため、より親近感が感じられるようにあり、MZ世代にとってK-POPアイドルはより身近な存在に。
だからか良い意味でK-POPアイドルとファンの距離が近く、友達のように微笑ましいエピソードもしばしば聞くようになりました。
K-POP第4世代の音楽にはどんな特徴があるでしょうか。
ざっと挙げてみるとこんな感じでしょうか。
直接ファンに会うことができない時期が続いた世代ということもあり、いかに素早く大衆の目を惹くか、印象に残るかというのが鍵になっていたのではないでしょうか。
これまでになかった視点が求められる時代だったと思います。